飛び込むBlue

終わりはまだまだ遥か先の方だ

独自の感性で異彩を放つ。SixTONESの”ブラックホール”松村北斗の深さ

もしかしたら全北斗ファンからボコボコに殴られるかもしれませんけど、

北斗って「一番自分に近いメンバーじゃないか」と感じることが時々あるんです。

 

……皆さんはありませんか?

 

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それは僕の場合、読書好きな部分だったり、映画好きな部分だったり、

本当に些細な人との距離感の取り方だったり、発言の仕方であったり。

人によってそれぞれだと思いますが、いわゆる陰キャ感を感じるような瞬間とか。

 

ただ、松村北斗って、そう一筋縄でもいかない。

この人はいったい何を考えているんだろう、と不思議に思うこともあります。

 

最初、特に驚いたのは彼のブログの文章ですね。

他のメンバーはわりと思った通りというか、イメージに近い文章だったのに、

北斗のブログを見たときは、えっこれ松村北斗が書いてるの……って思いました。

 

ステージ上でも、思いもよらない表情や表現を見せてくることがあって、

そういうときには、あ、この人は全く違う人種の人だ……と感じることも。

 

ふざけたようなイラストや発言で、「京本ワールド」なんて言われて、

京本大我が独自の感性を持ったメンバーみたいに言われることもありますが、

大我の場合は、なんというか、あくまでもおふざけだと思うんですね。

だからこそ、世間知らずのお坊ちゃんの言動、みたいな捉え方でみんなが面白がれる。

 

でも、本当に底の深い、ある意味「ヤバい」世界を持っているのは、

大我よりむしろ北斗のほうだと思うんですよね。

このブログ書くにあたって北斗の色んな面を見てみたけれど、

今でも「北斗ワールド」を理解できている自信は全くありません。

 

でも、振り返って考えてみて、

おそらくこんな風にファンを戸惑わせてしまう力のあるアイドルこそが、

松村北斗なんじゃないかと思います。

 

まあ僕もそうなんですけど、

わりと自意識をこじらせてるようなアイドルファンとかなら、

北斗が放つ、なんとも言いがたい、

影のある親近感」って理解してもらえるんじゃないでしょうか。

 

けれど、その一方で、

時にはそんな親近感を上回るような異質さ、迫力、凄みを見せてくれる

 

まだこの奥には何かあるんだろうか?

深みを覗けば覗くほど、何か別のものが見え隠れするような……

 

多分彼のメンバーカラーでもある黒というのは、

色んな色が混じり合って、濃く深く、異彩が混じりあった、そういう種類の独自の黒。

気を抜くと奥深く吸い込まれてしまう、そういう魔性の黒だと思います。

 

彼は、いい意味で我が道を歩み、自分が選んだ歩き方で進む、

自分の価値観や審美眼に従う、そういうアイドルなんですよね。

 

そういう魅力は、彼にとっては自然な人生の積み重ね、

感性を繰り返し深めるような生き方で培われたものなんだろうなと思います。

それは、例えば大我とは明らかに質の違う「自然さ」なので、

なんとなく二人に不仲と呼ばれる関係性ができるのも理解できる気がします。

※まあ、この2人の場合、不仲じゃなくて、単に感性のズレみたいなものだと思いますけどね。

  ズレてても、別になおさなくていいと思っちゃうタイプの二人なので。

 

ただ、大我との関係は別として、

「人と違ってもいいから、自分の道を歩む」

こういうスタンスというのは、

時として人を遠ざけてしまうことがあるのかもしれません。

 

でも、僕は、彼のそういうところを、あんまり心配していません。

僕に限らず、ファンはみんなそうなんじゃないでしょうか。

だってもうほら、僕らは彼がこんな風に歌うのを聞いてしまっているので。

 

夢はまだまだだが
デカくRaiseだ旗
四面楚歌 not a matter  ……Amazing