飛び込むBlue

ハロヲタ、30代男性、2019年、ジャニーズにハマる

SixTONES「Hysteria」楽曲レビュー 胸の内に秘められた熱情

SixTONES

彼らは、アイドルです。

同時に、彼らは歌手でもあります。

 

僕がSixTONESにハマったきっかけとして、

曲の良さというのは外せないポイントです。

 

毎朝、スマホで曲を聴きながら通勤しています。

そこで外せない一曲がこれ。

 

「Hysteria」

 

頼むから公式で配信してほしい。

YouTubeでも、iTunesでも、

もちろん有料でいいから、

この曲を聴いてほしいと、

罪悪感を感じることなく、

大きな声で言わせてほしい……。

 

それくらい、

どうかこの曲を知ってほしい。

本当にカッコいい曲なんですよ。

 

正直、衣装はダサいし、

ダンスや演出もちょっと今ひとつ。

でも、それを圧倒的に上回る、

歌声と楽曲のレベルの高さなんです。

 

荒々しい羽音、寒々しい風の音。

そんな不穏でダークな雰囲気たっぷりのイントロから、

切なく、美しいギターの音色が重なり、

吐息を含んだような寂しげなユニゾンでに歌い始める6人。

 

ニゾンの後は、まず5人のソロが重なるAメロ。

英語歌詞をクールで軽やかに決める樹、

安定感、メリハリのある慎太郎、

一音ずつのアクセントが楽しい髙地、

それを引き継ぎ艶のある北斗。

ワイルドな低音の響きを聴かせるジェシー

 

まずここまでで十分かっこいいです。

SixTONESはみんな歌が上手い。

でも、そのことは重々承知の上で、

この後の京ジェのソロがダントツでやばい。

特に大我くんがすごい。

 

男性とは思えない、

いやしかし、男性だからこそ出せる、

大我くんの色気のある高音の響き。

 

映像がなくても、

真っ赤なリップが思い浮かぶような、

「Your lips, So red」。

色香が薫ってくるような、

「その甘いFlavor」。

 

京本大我のすごさは、

聴かせる歌声のテクニック。

持って生まれた声質だけではない、

努力で磨きあげた声の輝く艶。

 

その大我くんの歌声を引き継ぐように、

ジェシーが畳み掛けるように歌い上げ、

もう一度大我くんがさらに曲の鼓動を高めるように力強く歌い継ぎーー

 

一息に美しい発音で、

ジェシーが「Hysteria」とキメる。

 

カッコよすぎる………

 

そして、またこの曲の構成が変態的すぎる。

Bメロでテンションを上げていって、

ジェシーが「Hysteria」と歌った瞬間に、テンションがフッとまるでクールダウンしたかのように切り替わる。

これ、一聴しただけでは本当に分かりづらいんですけど、

ここからサビなんですよね。

むちゃくちゃサビっぽくないサビ。

 

バックサウンドのビートが極端に薄くなって、

さらにそのバックサウンドを、

歌声の間にじっくり聴かせるミディアムテンポに切り替わる。

なんて変態的な楽曲なんだ……(褒めてます)

 

この曲の魅力、

今週のテレビジョンでこんな風に樹が語っていたのですが、

まさにその通りと言うしかない。

 

タイトルの“Hysteria”は興奮状態という意味だけど、感情をバクハツさせた興奮ではなく、内に秘めている感じ。

 

ソロのユニゾンは、バクハツではなくて、

ましてやクールダウンでもなくて、

興奮状態が内なる秘めた熱さとして、

フツフツと続くものに昇華された表現。

 

“Will you be mine? Be my SixTONES

 

歌詞がまたパーフェクトですよね。

胸に秘めた恋しく狂おしい熱情を、ユニゾンで切々と歌い聴かせる。

えっこれデビュー前のアイドルの歌声?

サビのハーモニーが切なすぎて、

あまりの完成度にため息しか出ません。

 

改めて言いますが、この歌声を、この名曲を、

なぜ公式に出していただけないのか。

デジタルシングルでも、

ストリーミングでも、

とにかく何でもいいから公式にリリースしていただきたいものです。