【ライブレポート】令和はじめのSixTONES単独コンサート「CHANGE THE ERA -201ix-」【2019/05/01公演】
令和一発目、2019年5月1日大阪。
SixTONESの単独コンサート「CHANGE THE ERA -201ix-」の大阪城ホール公演に参加してきました。
めちゃくちゃ楽しかったです。
もちろん、横浜と基本的には同じセットリスト。しかも、配信でも見ているので、単純な内容だけでいえば、見るのは3度目。
前回のような「初体験!」の高揚感やドキドキの代わりに、「もう一度生で見られるんだなあ~」という、「もう一度楽しめる」ことの嬉しさが大きい公演でした。
SixTONESの音楽を、改めて楽しめる公演でした。
前回が前半中心のレポートだったので、今回は後半中心のレポートです。
※前半のレポートをあわせて読んでもらえるといいなと思います
後半はジェシーと慎太郎のソロから。
MC明けに、この二人のソロが連続で披露されるの、今回のセットリストの中でもかなり心憎い演出だなあと思いました。
SixTONESみんなMC面白いんですけど、やっぱり一番ぼけたりふざけたりするのはこの2人ですからね。
散々MCでふざけたおした後に、「さっきまでのと別人!?」と思わされるガチのパフォーマンス。
SixTONESをある程度知ってからだと、「むしろこの2人らしい選曲」であることもわかるんですが、ぱっと見は意外性を感じさせる憎い選曲ですね。
「英語しゃべれるグローバル担当」みたいな立ち位置のジェシーが、日本語の歌詞をバラードでしっとりと聞かせる。その後の慎太郎が、逆に英語歌詞のEDM。
二人とも、自分の魅力や挑戦したいことを最大限出せる曲を選んでいると思います。
この二人だけじゃないんですけど、ソロは皆、彼ららしい選曲をしていることが本当に素晴らしいなあと。
ジェシーの美声はやっぱりSixTONESの大事な武器だし、じっくり聞かせる選曲。本人の好みとしてもバラードとか、しっかり歌い込むタイプの曲が好きみたいですしね。
慎太郎の英語歌詞のEDMもとてもよかった。
最近のインタビューとかでも、慎太郎は「英語を勉強しなきゃ」というのを言っていて、ジェシーだけに頼らない、SixTONES全員でグローバルに出るんだという意識が強いように感じました。
どちらもとてもカッコよかったです。
そしてKAT-TUNの「LOVE」。
やっぱりSixTONESってKAT-TUNの曲が似合うんですね。
ストライプスーツがかっこいい……。
京ジェの聞かせるハーモニーのあと、樹のラップがまた聞かせる。
サビを六人合わせてかっこよく歌いきる。
吊り下げられたマイクスタンドで歌う演出の「You」。
最初に「Hysteria」でセンターに降りて来るときに使ったステージ上の装置からマイクスタンドがぶら下がっている形になってて、素敵な演出になってました。
ところでこのとき、僕は同行者の方に教えてもらえるまで気付けなかったんですが……
ソロの時からなのかな? ジェシーのマイクには何か音響トラブルか何かがあったんでしょうか? ジェシー、マイク持ってなくて。
吊り下げられたスタンドにマイクをささずに、ジェシーはヘッドセットマイクで歌ってたんですよね。
このとき慎太郎や髙地のマイクには何のトラブルもなかったんですけど、ジェシーだけがそうなっていることに違和感がないように機転を利かせたのかな、二人もスタンドにはマイクを差さずに歌ってて。
同行者の方が耳打ちで「慎ちゃんがジェシーにあわせてマイク外してる、優しい…」って教えてくれて。
※あ、そうそう……全然パフォーマンスと関係ないんですけど、同行者の方が色々公演中に気づいた事とかを教えてくださる方で、マジでありがたかったです。自分ひとりじゃ気付けないから……。席の近くに関西ジュニアの子がいて、さらにタッキーも来てたんですけど、ほんと僕全然気づかなかったので、全部教えてもらってました笑
続いて山下智久くんの「You make me」。
待った、何、この曲、むちゃくちゃカッコいい……。
良い曲過ぎて思わずこれはYouTubeを貼ってしまう……。
単に全編英語っていうだけでなく、楽曲自体のテイストがJ-POPではない。SixTONESがグローバルな活躍を志向していることがひしひしと伝わってくる。
これは改めて「BOURGEOIS」の感想でも言及しようと思っていたんですが……
山下くんがSixTONESのプロデュースに興味を持っているという話、一時期出ましたよね。
でも、僕は山下くんの音楽性をほとんど知らなかったので…
…正直、「山下プロデュース」の話を聞いた時、最初はまったく喜べなかったんですよ。
「売れ始めた後輩にプロデュースでいっちょかみ」しに来たんじゃないのって…
…今思えば失礼すぎる感想です(山Pファンの方本当すみません)。
「JAPONICA STYLE」でタッキーのプロデュースを信頼した僕としては、KAT-TUNならともかく、別のジャニーズの先輩にプロデュースでいろいろ関わって来られるの、なんだかあんまり良いように思えなくって。
タッキーに任せておけばいいじゃんって。
でもそんな過去の自分を今ではぶん殴りたい。
BOURGEOISを読んでもわかったし、この曲を聴いてもわかった。
グローバル志向の強いSixTONESと山下くん。かなり親和性が高いんだなって。
その象徴的な選曲ともいえるのが今回の「You make me」。
この全編英語の歌詞、山下君自身の作詞だそうで。
これをSixTONESがセレクトして歌い上げるのが、本当にかっこいい。
この方向性で「山下智久×SixTONES」がいつか実現するならいいなって思います。
SixTONESの新しい一面を見れたような一曲でした。
続いてみんな大好き「Mr.ズドン」。
初めて聞いた時は衝撃……いや、笑撃でしたねw
公演ごとに「痛くなる箇所」は違うようですが、ジェシーが体のどこかを痛める小芝居から始まるこの曲の演出。
ジェシーにMr.ズドンが乗り移り(ズドン先生……生霊なの?)、1人ずつ感染させて行く楽しい演出w
こればかりはYouTubeで曲を聞いてくれとしかいいようがないのですが、本当に楽しい一曲。
またライブでやる面白さは抜群ですね。
3月の横浜ではファンほぼ皆初見の曲だったので、見よう見まねで楽しんでいたと言う感じでしたが、今回の大阪は当然YouTubeでしっかり皆んな予習済みだったので段違いの盛り上がりでしたw
本当に楽しいw
続いては、T∀BOO (KAT-TUN)〜BODY TALK (赤西仁)〜LOVE JUICE (赤西仁)というセクシー演出のラッシュ。
初見のときは、ちょいどういう反応が正しいのか戸惑った部分もあったんですが、2度目の参戦の大阪では、完全にSixTONESのオンナになって楽しんできました(笑)
まあ、演出が演出なので、結構その色香ばかりが注目されがちだとは思うんですけど、個人的に特にT∀BOOとラブジュが音楽としても好きなんですよね。
特にT∀BOOは「新たなる展開の始まり……!」っていう期待感をあおるサウンドが好きで、元々知らない曲だったんですが、今ではかなりお気に入りの一曲になりました。
聞いてるとワクワクする。世界観がガラっと変わる感じの曲で、非日常感がすごくいいですね。
ラブジュは元々SixTONESがカバーしてたのは知ってたし、聞いてもいたので、横浜でも大阪でもラブジュ来たー!って感じでした。
めちゃくちゃエロい曲ですし、そこが魅力でもあるんですけど、単純に曲のノリとしてもテンションあがる良いサウンドですよね。
続いて大我のソロ。
ピンクのペンライトじゃなくて真っ暗で!っていうのが彼らしくていい演出でした。
個人的にピンク一面はめちゃくちゃ思い入れのある光景(道重さゆみさんの卒業でピンク一面を見た思い出)なので、変に気持ちがぶれなくて個人的にもありがたい演出だった気がしますw
わずかにペンライトが消えていない方が目立ったのは気になってしまいましたが………(なぜあの状況で察しないんだろう……)
でも大我のソロアクトは最高でした。
ほんっと歌が上手い。
パーカー着たチャラめの若い少年って感じの出で立ちなのに、とにかく歌声がパワフル。
大我がセンターで叫ぶときの迫力と言ったら……すごかったですね。
次はBe crazy。
ここからオリジナル曲が続きましたけど、大阪では2度目の余裕というか、横浜の時の新鮮な感動とは、また別の喜びを感じました。
というか、単純にめちゃくちゃ楽しかったです。
ペンライトの振り方も前回とは違って学んでいるので、ちゃんと銃撃つみたいなやつも出来ましたし。
あと曲中にジェシーが「令和もよろしく」って言うのとかも、テンションあがりました。
横浜の時はただただ感動して胸がいっぱいになってましたが、大阪ではテンションあがって楽しみました。
ここまで書いて思ったのですが、やっぱり横浜と大阪では、楽しみ方が違いましたね。
横浜はやっぱり初見というのもあって、ただただ感動しっぱなしだったんですよね。とにかく初めてばかりで、圧倒されてしまって。
大阪では一度ちゃんと見た後だったので、「楽しむ」余裕があったなって。
すごくいい席だったというのもあって、近くに来てくれるとか、ペンラを振ったりうちわを持ったりとか、声出したりとか、そういう部分を楽しめるようになってました。
横浜ではほとんど声も出せなかったですが、大阪では自分がおっさんなのも気にせずたくさん声を出しました。
続いて披露されたIN THE STORMやBrave Soulもそうでした。横浜では「あの画面越しで聞いてた曲が生で聴けてる……!」ってほんっと声が出ないくらい感動に打ち震えてたんですが、大阪はとにかく楽しくて。
ステージ沿いだから、メンバーがガンガン近くに来るので、感動してるヒマもなかった、というのもあったと思いますが、Brave Soulとかほんと力一杯ペンライト振ってました。楽しくて。
でもね、そんな大阪でも、最後、気がついたらアンコールを除いてセットリスト上は最後の曲、Rollin’。
この曲、激しいロックナンバーなんですけど、なんでしょうね、ものすごく切ない曲に聞こえるんですよね。
横浜でも一度聞いた曲だけど、でも、なんだか苦しいくらい切なくて。
ああ、もうすぐこの時間が終わってしまう。
なのに、あんなに力強く激しく、声からして、全身全霊で、歌ってる。この時間を全力で走り抜けようとしてる。
魂が、震える。
こんなカッコいいSixTONESが、いつまでも大好きだって、会場全体が打ち震えているようなそんな感覚。
SixTONESに会えて良かったな。
SixTONESを好きになって良かったな。
SixTONESにも、
このライブを良かった、
そう思っていてほしいな。
曲が終わって、アンコール。
SixTONESの名前を全力でコールしながら、多分そんなことを考えていました。
終演のアナウンスがあったけど、みんな負けずにコールしてました。
今回、大阪ではダブルアンコまでありました。
樹も「ガチで想定外」って言っていましたが、それだけ会場全体が想いをSixTONESに伝えたかった、コールをしてたっていう感じがしました。自分自身がそうだったし。
アンコール1曲目の「この星のHIKARI」でも、やっぱりみんな声を揃えて、声を震わせて歌っていたと思います。
令和最初のライブでSixTONESに会えて良かったなと思ったし、やっぱりこの曲ってアンコールにふさわしい。
でも、最後はしんみりではなく、「Mr.ズドン」と「“Laugh” IN THE LIFE」でしめてくれて、本当に楽しく最高なライブになりました。
ただライブ終わりに、Twitterでみんなの評判をみていたら、最後にメンバーが涙ぐんでいたという声があって。
会場では、僕それに気づかないで終わったんですよね。だってラストはものすごくハッピーな曲で終わったから。
最後ほんとにハッピーな2曲でしめてもらったというのもあって、最高に幸せな気分で会場を後にして、そのあとでツイートでそれを知って。
彼らが何を思って涙ぐんだのか……
それは多分ジェシーが最新のブログでも言わなかったから、きっとこのままその涙の訳は僕たちが知ることはないような気もするんですが……
でも、会場で見てた一人として、それはネガティブな意味の涙ではなかったはず、と思ってしまいます。
そう、たしかに本人たちもデビューを期待してて……そうはならなかったから涙ぐんだ……みたいな解釈をしてる方もいるとは思うんです。
答えは分かりません。
でも、僕は、僕自身の勝手な感想としては、それは違うんじゃないかなって。
熱くて楽しい最高なライブをやりきって、感極まって。
そういう涙だと僕は思っていたいです。
分からないですけどね。
僕には涙ぐんでいたというのも見えていなかったし、最後あまりにハッピーな2曲で終わったから。
やっぱりそんなネガティブな気持ちとはどうしても繋がらなくて。本人たちだってあの2曲の後だから、きっとそう思ってくれたんじゃないかなって。
分からないですけどね。
いつか……インタビューか何かで教えてくれたりするのかな。
大阪、行けて良かったです。
前日、令和に切り替わる瞬間、なんだか実感湧かなかったんですよね。
道頓堀に騒ぎに行くような気分でもなく、ただただ何となくホテルでテレビを見てました。
どうやら、僕の改元は世間から18時間遅れで、5月1日18時だったみたいです。
たぶんメンバーにとっても、そうだったんじゃないかなあ。
12時回る瞬間なんて、僕にとっては特別なものでもなんでもなかった。
大我みたいに、おしっこしてても別に良かったなっていうくらい。
※MCで大我が改元の瞬間はおしっこしてたって話してました。なんてアイドルだよ笑
その日の18時、大阪城ホールにいたスト担はみんな、18時間遅れで新しい時代にたどり着いたんじゃないかなと思いました。
※配信見てた方はプラス1時間ちょい遅れかな?
冗談抜きで、SixTONESはこれから本当に新しい時代を歩んでいくんだと思います。
モンストのCMも決まりましたね。
きっと毎日のようにテレビで流れるんでしょう。そしてそれだけで終わるわけがない。
いろんな新しいお仕事がきっとSixTONESを待っているはず。
忙しくなるだろうから、SixTONESの皆んなには、本当に身体にだけは気をつけて頑張って欲しいです。
朝もちゃんとしっかり食べて欲しいし(特に樹)、忙しいから難しいかもしれないけども、出来る限りちゃんとゆっくり寝て欲しい……。本当に忙しくなっていくんだろうから。
これからも。
期待、たくさんしています。
あんまりファンに期待され続けるのもしんどいのかもしれないけれども、こればかりは期待しないでって言う方が無理な話で。
これからも、期待させてください。
わくわくさせてください。
SixTONESが向かうその先を一緒に見つめるファンでいさせてください。