飛び込むBlue

終わりはまだまだ遥か先の方だ

SixTONES「NEW ERA」の私的感想。夢を描く勇気をもらえた話。

SixTONESの3rdシングル「NEW ERA」のフルサイズが「CDTVライブ!ライブ!」にてオンエアされました。

「こんな曲だったのか……!」という興奮が冷めないうちに、ごく個人的な思いを書きとめておこうと思います。

 

これまで僕はSixTONESの楽曲を、どれもこれも「SixTONESの」ストーリーとして解釈してきました。もちろんそれらはひとつの解釈としては間違っていなかったと思います。

今回もそういう解釈は可能だと思います。

けれど、楽曲の解釈というのは多様なもので、「ひとりひとりの解釈」があっていいのだと僕は今あらためて感じています。

 

この楽曲の中核には「仲間と一緒に駆け抜けよう」という強いメッセージがありますが、いまこの記事を書き始めてようやく、今回はこの楽曲を「自分のこと」としてちゃんと捉えて考えよう、という気持ちが生まれたことを、まず告白させてください。

僕は、SixTONESを尊敬しています。

そしてその僕の尊敬の気持ちの中には、彼らを尊敬し、夢を叶えていく姿を応援することで、自分自身も変わっていきたいな、というメンタリティがあります。

今回のテーマである「仲間」。

確かにSixTONESのストーリーとしてはスッと耳に入ってきたし、歌詞の内容に納得もしました。

けれど、はじめ、自分の気持ちに「なじむ」歌詞ではありませんでした。

いままでにも僕は、SixTONESの友情や絆に感動することが多々ありました。でも一方で、自分自身、そんなに友情や絆を大切にしてきただろうか?と自問自答すると、正直なところ、そうとは言えなかったんです。

むしろ人間関係に悩み、苦しみ、裏切られ、

「信用できない」

「本当につらいときにわかってくれない」

「もう人と関わるのはつらい」

と逃げ出したことがありました。

だから、はじめは少し耳が痛かったんですよね。

《手を離すな 駆け抜けるLife》というフレーズを聞くと、

「そうだ、自分は手を離してしまったことがあったな。この人生の中で……」

と思い当たることがあるんです。

そのとき、強烈に感じたことを覚えています。

孤独(ひとり)だな……と。

そのうえ、ひとりになるのが辛くなるなら、もう最初から自分からひとりになっちゃおう、と逃げ出したんです。

 

でも、それでもSixTONESが好きな自分は、「信じ合える仲間たち」という存在にずっと憧れがあったんだと思います。

6人が楽しそうに笑い合ってドライブしたり、お互いを信じあって手を取り合って進む姿に、ずっと心を癒やされてきました。

 

そうやってSixTONESに癒やされてもらってきたことで、最近ようやく改めて自分に向き合える時間が持てている気がします。

 

僕の目の前にはいま一冊の本があります。

『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい』という本です。

本の帯にはこう書いてあります。

「若い日の夢は、人生の午後に叶うもの。始めるのに、遅すぎることはない」。

 

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走り出そう 連れて行こう 約束の場所へと
《聞き逃すな 始まりの合図》
無垢な魂が 熱を上げる

いま、今まさに。

僕はSixTONESから「始まりの合図」を送ってもらっている気がします。

これを僕は聞き逃してはいけない。

 

本当は。「走りだそう」というのはSixTONESの意志であり、

ファンを「約束の場所」へと「連れて行こう」という歌詞なんだと思います。

本当は。たぶんそういう歌詞なんだろうなぁ。と思います。

 

でも、僕には自分のことを歌ってくれているような錯覚が起きてしまいました。

「走り出そうよ」と言ってもらえている気がしました。

かつて行きたかったと願った場所に、「自分自身を連れて行ってあげようよ」と言ってもらえている気がしているんです。

僕にとっては、もう一度、「仲間を作ってみようかな」と感じる曲でした。

それは、間違いなく、自分の中の「無垢な魂=子供のころ、夢をいだいた気持ち」に熱が灯ったような感覚です。

「ほら、奇跡は起こる。偽物じゃない。

俺たちを見ればわかるよ」と。

僕は樹からそう言われているんだなと感じてしまうんです。

SixTONESというマスターピースがそれを証明してくれている。

だから、もう迷いません。

この曲から勇気をもらって、僕は奇跡を信じます。

I don't care its my way(気にしない。俺の道だから。)

 

たぶんきっと、僕と同じように「自分自身の夢」を持っているteamSixTONESはたくさんいると思います。

共に行きましょう、共に走りましょう。

失敗も、過去も、悔しかったことも辛かったことも、すべてを胸に乗せて。