SixTONES結成5周年、おめでとうございます。
楽しむことをどれだけ知っているかで、人のしあわせは大きく異る。
30代になった僕がジャニーズ、そしてSixTONESという新しい楽しみに出会えたことは、このうえなく大きなことだったと改めて感じる。
なにともなくYouTubeを見ていて、気に入ってプレイリストに入れて、繰り返し繰り返し聞くようになって、仕事帰り、自転車に乗っていたあるとき、こんなに聞いてしまうのだ、もう、そうだ好きになろう、と。好きになったのだ、と気づいた夕暮れ。
そう、夕がただった。
うす暗い駅の駐輪場から自転車を取り出して、帰りには大根を買ってかえらないと行けないな、トイレットペーパーを切らしていたな、そんなふうなとりとめない思考の中に、そうだ、もう僕はSixTONESのファンになっていいんじゃないか、とどこからともなく思いついたのだ。
そう思った瞬間、あの曲も好きだし、この曲も好きだ。最近聞いている曲、ぜんぶ好きじゃないか。この前みた動画も面白かったぞ、と湧き出てくるように気持ちが溢れた。
紫がかった夕暮れの色が、人生のすべてを静かにいろどっていくような気がした。
その気持のまま、僕はTwitterアカウントをつくり、ブログをかき、人生ではじめてジャニーズのコンサートにゆき、とうとう1年半近くがたった。
なんと、5月1日をお祝いするのも、もう2回めなのである。昨年の大阪、5月1日、あれは昨日のことではなかっただろうか。早くて驚く。
けれど彼らにとっては長い月日だったのかもしれない。
それとも、彼らからも一瞬だったのだろうか。
結成から5年。
しかしきっと5年が必要だったのだ。
その5年が、出会わせてくれたものが間違いなくある。
つい、先ほど出会ったかのように、いまもSixTONESの魅力に感動することが多い。
その鮮烈さが、これからも彼らの武器であることを願いたい。
SixTONES、結成5周年、おめでとうございます。