飛び込むBlue

ハロヲタ、30代男性、2019年、SixTONESにハマる

SixTONES「NAVIGATOR」歌詞考察――夜を戦ってゆけ。

SixTONESのセカンドシングル、ようやくフラゲ日ですね〜!!! 買ってきました〜!!!

ナビゲーターをテニイレター!

 


SixTONES - NAVIGATOR (Music Video) [YouTube Ver.]

 

そして早速聞きました!! 本当にかっこいい。最高にクール。

気になっていた歌詞の全貌も、明らかになりました!

早速読んで、この曲の最大の謎の解釈に挑みました。

 

何が最大の謎なのか?

この曲には「正体の分からない人物が3つ登場する」のです。

 

ひとつは、”I”。

ひとつは、"You"。

そして―”NAVIGATOR”。

 

Who am "I"?

Who are "YOU"?

Who is the NAVIGATOR?

 

"Hey,you!"とは誰が誰に向けてかけている言葉なのか?

「NAVIGATOR」とは誰なのか?

 

もしや…人ですらなく、アニメ「富豪刑事」に登場する人工知能「ヒュスク」のようなAIのことを指しているのか?

 

J-POPの歌詞は時として、多様な解釈を許します。

 

特に「ぼく」や「きみ」のような人称が使われる曲の場合は、様々な解釈を聞き手にゆだねるケースが多い。

きっと、NAVIGATORも「解釈の幅が広い」曲なのでしょう。

アニメの主題歌でもあります。アニメの世界観を重ねた解釈も可能なはずです。

 

しかし、やはり、SixTONESのヒストリーに寄りそった解釈が可能なのではないか。

フルを聴く前からそう考えていました。

 

ヒントになったのは、本作のMV(ミュージックビデオ)。「Imitation Rain」のMVと同様に、安田大地さんによって監督されました。

「NAVIGATOR」のMVは、「SixTONESが、日が沈み暗くなった建物の上でどこかを見つめているシーン」から始まります。

「Imitation Rain」のMVを思い出してください。「SixTONESが、日が沈む直前の建物の上で「どこかを見つめているシーン」で終わるのを覚えているでしょうか。

そう、あの「デビューまでの道のりの、あの"続き"」です。

 

SixTONESたちは「何を見つめている」?

 

このシーンの読み解き。

それこそが、この曲を理解する鍵。

それこそが、この曲の魂だと僕は考えました。

それを理解することで、「NAVIGATOR」の正体も明らかになります。

 

結論から言いましょう。

"I"、"You"、そして――”NAVIGATOR”。

この3つすべてが、SixTONES自身なんじゃないでしょうか。

 

誰が誰に向けて語りかけているのか。

SixTONESSixTONES自身に向けて語りかけて歌う曲、NAVIGATORはそういう曲だと思うんです。

 

そう考えるとすべて辻褄が合うのです。

「NAVIGATOR」とは、「案内役」であり「操縦士」でもある。

SixTONESを操縦する操縦士は誰か?それは「SixTONES自身」です。

操縦士として、彼らは「次に進む道を見つめている」のです。

まさに、セカンドシングルにふさわしいテーマではないですか。

 

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怪しげな大都市、深夜、バイクに乗り込もうとする男たち。

先に見えない真っ暗な夜、危険なドライブの始まり。

どこへ向かうべきか葛藤している操縦士たち――SixTONES

僕がこの曲に感じるのはそんなイメージです。

 

"...PICHED UP"

――さて、辿り着いたな。

2020年1月22日。長い年月、練磨を続けてきたSixTONESは、「デビュー」という「ひとつのゴール」にたどり着きました。

そこは華やかな摩天楼のど真ん中。

Where do you long to be?
Wanna go now? Wanna be free?
Ways to go are limited.

しかし、辿り着いた瞬間から、彼らは「自分自身に」問いかけるのです。

夜の街を見渡しながら――

――じゃ、次は、俺ら、どこに行きたい?

いま動き出したい? 自由になりたい?

いやでも……「この先の道」って、限られてるんじゃないか?

日常的統計導き出すWays Down

Where’s the 現在地?

渋滞の真っ赤な灯りが

Clicks & clicks Turns round & round 

――この道を進めば、真っ逆さまに下るだけじゃ?

さまざまな指標に目をやると、下り坂を示すルートもある。

例えば、ボーイズアイドルの主流としては、いまやK-POPが隆盛しています。

J-POPアイドルは、「下り坂」に見えるのかもしれない。

――けれど、いま、俺たちの現在地はどこだ?

多くのアーティストたちが渋滞のようにひしめき合う大都会、現在。

赤いテールライトが、夜間、後ろを走る車に前方の渋滞を知らせるように、「この先の道には、これ以上進むのは難しいぞ」と警告されているかのよう。

Radars,行く手を問えば
“時期尚早だ” “No wayだ”
“Hey,come back,back,back!” 

Chasers,行く背を追えば
疲れた迷い子のシンパシー

Radarsは「探知機」。

Chasersは「追跡者」。

探知機に行く手を尋ねても当てにならない。

じゃあ、誰かの道へついていくのはどうだ?

でも、子どもの頃、親の背中だけみて歩いてたら、いつのまにか違う人について行ってたりして、迷子になったりしたよな。

そんな疲れた迷い子の気持ちを思い出す。

Where do I make a trip?
The world is limited.

前時代の統計 弾き出すDead end.

Is there 終着点?

No 燃料 小さな明かりが

Clicks & clicks Turns round & round 

――俺は、どこへ旅すればいいんだ?

世界なんて限られてる。

前時代の統計から導き出されるのもデッドエンドばかり。

この道の行き先、終着点ってあるのか?

そんなふうに道を迷っている間に、燃料が減ってきているみたいだ。

燃料ランプがちかちか、ガス欠を示してきた。

ここまで一生懸命走ってきたがゆえに……

Guidance. 標を請えば
"道なり""Never 想定外"

"You may crash, crash, crash!"

Leaders,その背を請えば

途切れぬ車列へのアイロニー

「Guidance」は「案内」。

「Leaders」は「先導者」。

そう、ここでもガイダンスは当てにならない。

先導者たちの背中を追っていくのもどうか?

「この先の道には、これ以上進むのは難しいぞ」

渋滞にため息をつきながら、皮肉すら感じる、そんな姿が見える。

多くのアーティストたちが渋滞のようにひしめき合う大都会で、俺たちがさらに高みを目指して走っていくには、どこへ向かえばいいのか……。

 

そんなふうに迷っていると、「彼の声」が聞こえる。

No hope!
抵抗なき敗走、自主最高速度制限
透明な規制線に守られたる数多の後悔
退きな、間抜けに黙ってれば
このまま抜け出せない
当ても無く ただ吹かす この Round & Round

希望がねぇな。

抵抗もせずに、負けるのか。

自分で自分にリミットをかけてるんじゃないのか。

それは目に見えない自分自身がかけた規制線だろう。

このまま抜け出せないわけにはいかないんだ。

当てはないけど、回り道してでも、俺は、俺たちは……。

“The ray is chasing for one truth”
“The way is waiting for lighting…”

「その光は、真実へ向かう」

「その道は、光を待ってる」

How go out? 瞬間よぎる Retire
臆病風 Like a papers?
否、踏み込めなきゃ Just go around
Yo guys! Yes “Go”. No “back alright”
ノーブレーキ 当然 Break it.
さぁ そこ退け Tired

どうやって抜け出すんだ。あきらめるか?

一瞬、脳裏にリタイアの文字が浮かぶ。

ふざけんな、ぺらっぺらの臆病風吹かせてんじゃねえ。

踏み込むんだ、でなきゃただうろうろしてるだけになっちまう。

おいお前ら、行くんだ、そうだ。戻ればいい?そんなわけねぇだろ。

ブレーキなんていらない。そんなもんは壊せばいい。

さあ、疲れてくたばってるやつらは、俺らに道を開けろ。

“The ray of hope will be flaming”
(Oh,flaming)
“道無きを誘う”

「希望の光が、きっと燃え上がる」

「ああ、そうだよな」

——彼らは、彼らだけの道を自分自身にいざなっていく。

Hey,you!

心のなかで、また、声が聞こえる。

その呼びかけは、"SixTONES"が自分自身に対してかける言葉。

Way of the light is laying in the dark.
夜を駆けるか 夜明けに賭けるか
Driving in the dark,go way to the light.

闇の中に、光の道がまっすぐに伸びてゆくのがみえる。

――そうだ。俺らは、闇の中、あの道を駆けていけばいいんじゃないか?

――でも、暗すぎないか?夜が明けて明るくなるのを待ってみるか?

――いや、俺たちは夜をドライブしていこう。

――夜だからこそ、俺たちの見据える先にしかない光がある。

 

「the dark」「夜」という言葉。

僕は「デビューの次のステップとして選んだもの」のメタファーとして解釈できると考えています。

彼らは、夜の道を選んだ。

SixTONESがデビュー後にどんな道を選んだのか。

すなわち、ラジオ「オールナイトニッポン」や、アニメ「富豪刑事」の主題歌。

そう、SixTONESはデビュー後の第二章のスタートで、まず「夜を戦っていく」という道を選んだのです。

これは同時デビューしたSnow Manと好対照な道の歩み方です。

SnowManのラジオはプライムタイムに放送されているし、SnowManの楽曲は夕方六時からのアニメの主題歌。

一方で、SixTONESが選んだ道は、深夜ラジオに、深夜アニメの主題歌。

まずは、夜の世界で戦うことを選んだ。

まさに、SixTONESはダークヒーロー的なポジションと言って良いと思います。

しかし、ダークヒーローといえば、常に葛藤を抱える存在。

疑えるか 見慣れた NAVIGATOR

SixTONESも、やはり、自分自身を見つめて、問いかける。

――なあ、機械(ナビ)は違う道を示してる。

――いや、決めるのは俺たちだ。操縦士(ナビ)は…俺ら自身だろう?

どんな高性能なナビがついていても、決断するのは操縦士本人だ。

 

人差し指と親指で輪を作り、自分自身の夜目をきかせよう。

どんなAIでも敵わない。自分自身の瞳が、究極のNAVIGATORだ。