飛び込むBlue

終わりはまだまだ遥か先の方だ

ネット小説を書くぞ! でも、ネット小説あんまり読んでない。「十二国記」「約束のネバーランド」「ミレニアム」「アラジン」あたりが好きです。

こんにちは。しぐれです。

 

とりあえず、目標を立てました。

まず、いわゆる出版社の新人賞ではなく、ネット小説でデビューを目指すぞという気持ちでいます。

基本的にはいつか本を出すぞという気持ちなんだけど、でも直接出版社に投稿!じゃなくて、ネット小説に出して、いろんな人に読んでもらって、いつかスカウトが来るというのを待つぞという気持ちで戦いたい。

 

なので、まず目標は10万文字程度のファンタジー小説を書き上げて、ネットに投稿すること。タイミング次第でコンテストに出せそうなら、それも考えるけど。

場所は前回は「カクヨム」に出したんですが、今度は「小説家になろう」に出してみようと思っています。

 

なんで投稿場所を変えるかというと、圧倒的にアクセス数が違うんだってようやくわかったから。

「小説家になろう」のアクセス数って日本で14位なんですよ。そんなに読まれてるなんて、正直全然思ってなかった。インスタより上ってマジかよと思った。

正直、僕は「小説家になろう」でまともに小説読んだことが少ない。

結局、本になってるものばっかり読んじゃう。

でも、「小説家になろう」がそんなにも読まれてるなら、そこで戦うことを考えてみたい。

芸能人がテレビや映画だけじゃなくYouTubeでも戦うのと同じ。小説家におけるYouTubeが「小説家になろう」というプラットフォームなら、きっと僕はそこで頑張ってみたほうがいいんだと思う。

 

ただ、そこで「なろう」の研究は必要だと思うけど、自分が「読みたい」「書いて楽しい」と思えないなら、それは本末転倒。

「なろう」の先輩に学ぶところもきっとあるし、「なろう」のルールや仕組みを理解して書いたほうが良いとも思う。

 

でも、基本は僕は「こんな小説を書いてみたい!」と自分自身がこれまでに憧れた「本」や「映画」や「漫画」などをやっぱり土台にしたい。

ジャニヲタ的に言うと「尊先」に学びたい。

 

なので、そういう自分の好きな作品に学びながら小説を書く挑戦を続けていきたい。

とにかく今めちゃくちゃ迷いながらストーリー考えているよー! というのが現状の正直な話。

とりあえず、好きな作品の話をいくつかします。

 

なんと言っても僕の中で特別な作品といえば、小野不由美さんの「十二国記」シリーズ。初めて読んだのは小学校五年生くらいのことだったかな。いや、中学生のころだったかも。

いろんな小説を手当たりしだいに読んでいたんだけど、なんで小野さんに出会ったのかはあんまり覚えていないんですよね。

ただ読んだ時期が冬だったのは覚えてる。少年だった僕は、こたつに入って、本を読む手を止められなかった。こんなワクワクする物語があるだなんて、信じられなかった。十二国記の世界をもっと知りたくて、既刊はすぐに読んでしまった。

小野不由美さんはこの「十二国の世界」の「神」なんだなあと、思った。

 

僕の十二国記デビューは「月の影 影の海」。当時は「魔性の子」と続いているだなんて思っていなくて、「月の影 影の海」を最初に読んだんですよ。

ご存じない方のために説明すると、「魔性の子」は「十二国記」シリーズの「エピソードゼロ」で、「月の影 影の海」が「エピソードワン」って感じ。

「月の影 影の海」は、最近では珍しくない「異世界転移」モノ。

上手くやっているようでどこかギクシャクした学校生活を送っている女子高校生の陽子が、主人公。

謎の男に突然異界へと連れ去られ、見知らぬ国で、裏切られたりひどい目に会いながらも奮闘し、その果てに異世界で女王として生きることを決意する物語。

 

物語も、キャラクターも、世界観の緻密さも、本当に素晴らしい。

最高に、面白いです。

僕の中では、なんと言っても「世界観」。

この「世界観」って単に「こういう国があって、こういう仕組みで」って説明しても、それじゃ全然おもしろくないんですよね。

いかに「それが面白く明らかになっていくか」がすごく大事だなと感じます。

そこでは、陽子の頭が良くて、魅力的な人物だというのがかなり大きい。十二国記という世界を知り、考え、自分の使命ややるべきことを把握していく姿が素晴らしい。

 

最近の漫画で「約束のネバーランド」という漫画も好きなんですけど、これも少しずつ「世界観」が明らかになっていく作品ですね。

すごく残酷でダークな世界観なんだけど、「いったいこの世界ってどうなってんの?」という状態から始まり、ミネルヴァさんからのヒントに対して、頭脳明晰な主人公たちがアプローチして、世界を知り、考え、自分の使命や、やるべきことを把握していく姿がやっぱり素晴らしい。

 

こういう物語作品は、どうやって書けば良いんだろう。物語のプロットでいうと、「ディザスターもの(災厄もの・大惨事モノ)」に近いみたい。

思いがけないつらい出来事や、思いがけないピンチに、どう立ち向かっていくかというストーリー。

そういえば、僕の好きな「ミレニアム」というミステリー小説も「ピンチに、どう立ち向かっていくか」という点では同じかもしれない。

僕は、謎解き感覚のあるファンタジー物語がたぶん好きなんだろうなあ。

それでいて、十二国記はファンタジーとしての魅力もあるから、そこが面白いんだろう。

 

話が飛ぶんですけど、世界観でいうと、ディズニー映画の「アラジン」とかがすごく好きなんですよ。最近の「ラーヤと龍の王国」も好きかな。

アラジンはアラビアンナイトの世界観で、ラーヤの方は東南アジア諸国の風景とか文化、伝統とかがベースになっている。

いわゆる中世ヨーロッパ的な世界観のファンタジーじゃないところが結構好きだなと思っていて、書くなら、そういう「非中世ヨーロッパ」なファンタジーを書いてみたい。

 

でも、いま話したようなものを「ネット小説」でやるのは正直向いていないってよく言われているのも知っているんですよね。

 

知っているんだけど、なんとかなんないかな。

 

だってやっぱ自分が面白いって思えるものを書きたいもん。もちろん、読む人に楽しんでもらえないと全然意味ない。だから、工夫が大事なんだろうな。

まだその工夫は思いついていないです。

あと、思いつけたらそれを投稿する小説の中で出していきたいと思います。

これはひとまず書きながら考えてみよう。

 

「読みやすい」って思ってもらうのは、きっと大事。

だって僕は駆け出し小説家だから。

超有名な作家ならともかく、素人作家だったらとっつきやすさは絶対必要だよな。

数行読んでなんか面白くなさそうって思われたら、もうきっと絶対ダメ。

「続きが気になる!」って思ってもらえないと。

 がんばります!